2015年11月24日火曜日

リングキーのPhilipp Hammigフルート

Philippも他のドイツフルートと同じく、特に東西分裂時代はカバード・キーで知られていますが、リングキーのものを見つけました。













製造番号や、B&S、そしてMade in GDRの刻印を見ると、旧東独時代でも最後のほう、おそらく1980年代後半ではないでしょうか。

Eメカ無しなのが目を引きます。そしてポイントアーム。
それでもGAトリル付きで、プラスチックのリッププレート頭部管があるところがドイツらしいですね。

今でこそ見直される動きもあるものの、西ドイツでもリングキー使用者が増えていたと思しき当時。
輸出産品でもあったPhilipp Hammigのフルートも「リングキーのものを売ろう」となっても、状況的には不思議ではないような気がします。

以前Helmuth Hammigのリングキーが売りに出ていたとき、オリジナルか後改造かで話題になったことがありますが、この場合はどうでしょう。

3 件のコメント:

  1. このフルート手に入れました。
    GisOpenでA=445 ドローントーンホール リングキーはオリジナルでした。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. FLメカニックさん
    コメントありがとうございます(大変遅くなりました)。
    GisOpenでA=445ですか。
    こだわりある人の特注だったのか、何かの試作のような感じだったのか、気になるところですね。

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