こちらのPhilippは2005年製とのことです。
クラウンやG#キーなど、昔と変わらないような部分を残しながらも、足部管のキーはローラーも無くなり国際標準のものに近くなったりしていますね。
また、ドイツの銀といえばコインシルバーと言われる.900が知られていますが、今は.925のスターリングシルバーですね。
.925以後のものはもはやヴィンテージという感じではなくなります。
今は普通にリングキーも作っていますし、こちらはインラインリングキーのEメカ無しですね。
歌口の穴も大きく、少しショルダーカットされているかな?大きな音が出せそうです。
見た目同様、昔のハンミッヒらしさと、現代の一般的なフルートらしさとが混ざったような音がしそうです。